セラミドを減少させる3つの理由

セラミドは年齢とともに失われる

肌のうるおい保持に欠かせない美容成分といえばコラーゲンやヒアルロン酸などが挙げられますが、このどれもが年齢を重ねるごとに体内から減少してしまうことは周知の事実です。
そしてバリア機能を高めるために欠かせないセラミドも例外ではありません。
セラミドの生産は赤ちゃんをピークに年齢を追うごとに減少していき、30代を過ぎたあたりから突然に生産力が低下します。
30代はお肌の曲がり角なんて言葉もよく耳にしますが、まさにその通りで、30代に突入した途端に乾燥肌になったり外部からの刺激を受けて肌トラブルが頻発するようになったりする例も少なくないのです。
この原因はセラミドが減少したことが大きく影響しているといっても過言ではありません。
さらにセラミドの減少は50代を過ぎることには20代の半分程度にまで減少してしまい、60代に入ると90%以上の人が乾燥肌に悩まされるという結果も出ています。
セラミドの生成力の低下とそれに伴う乾燥肌の症状は人間の性質上避けて通れない部分ではあるのですが、乾燥肌が深刻な状態になってしまうとかゆみを発症してその部位を掻いてしまい、それがさらにかゆみに拍車をかけるということにも繋がりますし、かゆみが慢性化してしまうと夜も眠れないほどの症状に悩まされることもあるので、乾燥肌だと軽視していればさらに状態が悪化してしまう恐れがあります。

 

過剰な洗顔とクレンジングによる減少

セラミドが減少する理由は何も加齢によるものだけではありません。
特に若い女性を中心にして多い理由が「過剰な洗顔とクレンジングによるケア」からくる減少です。
洗顔とクレンジングはメイクを毎日している女性であれば必ず行うケアですが、このケアの仕方に間違いがあるのです。
例えば、汚れを落とそうと必死になるあまり肌表面を擦っている、脱脂力の強い洗顔やクレンジングを使用しているなどです。
セラミドは外部からの強い刺激を守るいわばクッションのような存在です。
しかし肌に直接つける洗顔やクレンジングが強力な作用を持っていればそのクッションの壁を打ち壊してバリア機能に負担をかけてしまいます。
洗顔の際に泡を立てるのは少しでもバリア機能への刺激を抑えるためです。
仮に泡をしっかり立てて洗っていても指でゴシゴシ擦ったり、脱脂力の強いものを使用していれば意味を成しません。
特に強力なクレンジングはセラミドを根こそぎ洗い流してしまう危険性があるので極力肌に負担をかけないクリームやミルクタイプのクレンジングを使用することをおすすめします。

 

身体の冷えはセラミドを減少させる

意外と思われるかもしれませんが、身体の冷えとセラミドの減少には密接な関係性があります。
セラミドの生成には正常なサイクルでのターンオーバーが必要となり、このターンオーバーのメカニズムが狂ってしまうと必然的にセラミドは不足してしまうことになります。
生活習慣に偏りがあったり寝不足気味だったりする場合は新陳代謝そのものが乱れがちになってしまうので、そこから血行不良となるケースが非常に多いです。
血行不良になると当然のことながら肌にも影響を及ぼし、それが巡り巡ってセラミドの減少にも繋がっていくということです。
セラミドに限ったことではないですが、人間の細胞は古い細胞が死んで新しい細胞が誕生することを繰り返して一定のバランスを保っています。
しかし古い細胞がいつまで除去されないままだと新しい細胞が生成されず、ずっと古い細胞がそこに留まることになります。
このメカニズムを良くも悪くも動かしているひとつが身体の冷えなのです。
セラミド生成にとって身体の冷えとはとても重大なことですから、特に冷え性が多いとされる女性は積極的に湯船に浸かって身体を温めたり、足元を冷やさないなどの防寒対策を心掛けるようにしましょう。
とはいえ、お風呂に長く浸かってしまうとセラミドと共に皮脂が身体から分泌されてそれが原因で乾燥肌になってしまうこともあるので、ぬるま湯で長時間入浴を行うのが避けるようにしましょう。
どうしても長くお風呂に入りたい場合は40度以上の温度にするとセラミドが外に流れ出ないので、熱いお湯に入るようにすれば特に問題はないでしょう。


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