最近話題のミルクセラミドは他のセラミドとどう違うのか?

じわじわ注目を集めるミルクセラミドってなに?

セラミドは人間の肌を保護するために必ず必要となってくる成分ですが、食生活やライフスタイルの乱れ、また加齢などによってセラミドの生成が上手くいかず減少してしまうことがあります。

セラミドが思うように体内で生産されなければ乾燥肌や様々な肌トラブルの原因にも繋がってしまうため、肌の状態がいまいちよくない…という時は化粧品やサプリメントなどで積極的にセラミドを取り入れるようにすると不足しがちなセラミドも補うことができます。

しかしこのセラミド、少し前まではそれほど種類もなかったはずなのに最近では色々な素材をもとにしたのセラミドが登場してきていますよね。

もちろんこういった様々なタイプのセラミドを含んだ化粧品はたくさんありますが、最近ではその中でも新しいタイプとされるミルクセラミドという商品がじわじわと注目を集めつつあります。

このミルクセラミド、従来の人型セラミドやナノ化されたセラミドとどのような点が違うのでしょうか。

ミルクセラミドの効果とその具体的な違いについてご紹介していきたいと思います。

ミルクセラミドとは

ミルクセラミドとは、セラミドを作り上げる根本的な型となるスフィンゴミエリンと呼ばれる成分を含んだ牛乳由来の新しいタイプのセラミドです。

バターを作る際には牛乳を使用してそれを固形化するのですが、その際に使用されるバターミルクと呼ばれるものにスフィンゴミエリンがたっぷりと含まれていることが明らかとなっています。

ミルクセラミドはこのバターミルクからタンパク質などの余計な成分を排除してセラミドの元となる材料だけにしたものを指しています。

バターミルクの中に含まれているスフィンゴミエリンはセラミドを体内で生産する上で欠かせない存在です。

セラミドは肌がターンオーバーを繰り返す際に生産されるものですが、この時にスフィンゴミエリンとグルコシルセラミドに分解されていきます。分解されたそれぞれの成分は酵素によってセラミドという形に再構築されるのですが、スフィンゴミエリンはセラミドがターンオーバーによって分解された時、そして分解後の再生の時にも必ず必要となってくる成分です。

またスフィンゴミエリンはセラミド2の生産する際に重要な役割も果たしているため、セラミドそのものを肌に届けるというよりもセラミドをたくさん生み出す成分だと思った方が分かり易いでしょう。

ミルクセラミドをたくさん取り入れる方法

先述したとおり、ミルクセラミドにはスフィンゴミエリンという成分が含まれていることからセラミド生産に効果的であることはお分かりいただけたと思いますが、実はミルクセラミドは植物性セラミドよりも吸収力がよいということも最近では明らかになってきています。

ミルクセラミドで保湿力効果を得るためにはだいたい1日に20mgのミルクセラミドが必要となってきますが、牛乳だけでこの量を摂取しようと思うと1日に1.2リットル近く飲む必要があるので、よほど牛乳が好きな人でなければこのノルマをクリアすることはできないでしょう。

なのでおススメとしてはサプリメントや化粧品を使って外側からも積極的に取り入れる方法ですが、これらに頼り続けていてもやはり限界はありますから、食事の中に乳製品を取り入れたり、牛乳を毎日飲むようにしたりと生活面でも気を使うようにするとさらにセラミド増加の効果を得られるでしょう。


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