セラミドとヒアルロン酸の違い

セラミドとヒアルロン酸はどちらが効果的?

乾燥肌に効果的とされる代表的な成分といえばセラミドとヒアルロン酸ですが、この2種類の成分、実際のところどんな違いがあるのかあまりよくわからないという方は意外に多いのではないでしょうか?
どちらも化粧品に含まれる成分としては非常によく耳にする言葉ではありますが、実際のところどちらのほうが乾燥肌に効果があって優れた成分なのでしょうか。
今回はセラミドとヒアルロン酸の違いについて説明していきたいと思います。

セラミドとヒアルロン酸それぞれの働き

人間の皮膚には大まかに3段階の層に分かれており、まず1つ目の層を表皮、2つ目の層を真皮、そして3つ目の層を皮下組織と言います。
セラミドが存在する場所は主に表皮の部分、そしてヒアルロン酸が存在する部分は真皮という具合にそれぞれに同じ皮膚でもある場所が変わってくるのです。
ではまずセラミドが存在する表皮の部分について具体的に説明していきましょう。
セラミドは皮膚の一番表面に近いところにある表皮と呼ばれる中の角質層にある成分です。
また分離している細胞同士のすき間を埋める役割も果たしています。
セラミドが細胞同士のすき間を埋めることによって皮膚の中にある水分を閉じ込めて保湿効果を高めるとともに、外部からの刺激をブロックする効果も高まるため、セラミドが角質層にたくさんあるということは水分保持だけではなく強い刺激からも保護できるということなのです。
ではヒアルロン酸の場合はどうでしょうか。
まずヒアルロン酸が存在する場所は真皮と呼ばれる表皮よりもさらに深い部分です。
ヒアルロン酸の主な活動は網状のコラーゲンやエラスチンといった成分のすき間を埋めてしっかりとした層を確立させることにあります。
ヒアルロン酸はゼリー状の粘着性を持ち、1グラムあたりに対して6リットルという非常に高い保水力を兼ね備えているため、肌表面を整えるだけではなく弾力性やうるおい保持の点においても期待することができるのです。

セラミドは加齢とともに減少。ヒアルロンサンも同様。

セラミドとヒアルロン酸の主な違いについてはお分かりいただけたと思いますが、実はこの2つのどちらにも共通する点があります。
それはどちらの成分も加齢とともに減少していくということです。
セラミドの場合はだいたい20歳を過ぎた辺りから少しずつ減少するようになり、20歳まで100%あったセラミドが40歳になる頃にはだいたい50%にまで減少します。
そして70歳前後には30%程度まで下がると言われています。
セラミドと比べてヒアルロン酸の方は40代まで急激に減少することありませんが、40歳前後を過ぎた辺りから減少するようになり、60歳前後には約50%、70歳半ばごろには20%にまで減少してしまいます。
減少していく時期に多少に違いはありますが、どちらの成分も加齢とともに低下していくことは間違いありません。

セラミドとヒアルロン酸のどちらが欠けても乾燥肌を改善させることはできない

セラミドとヒアルロン酸、どちらも乾燥肌に必要不可欠な成分であるとに違いはありませんが、セラミドは角質層を保護する成分なのに対してヒアルロン酸は真皮を保護する役割を持っているのでどちらもそれぞれに担当するエリアが異なっています。
つまり、乾燥肌を改善に導くためには上記どちらの成分も必要であると言えます。
またセラミドを使用して角質層の保湿力を高めたいならヒアルロン酸が担当している真皮にもしっかりとうるおいを与えることが求められますし、ヒアルロン酸で保水力を高めたいならセラミドが担当しているバリア機能を高める必要があります。
つまり、それぞれに守っているポジションは異なるけれど、どちらも不足してはならない成分であり、またどちらの成分も肌のバランスと密接な関係性があるということなのです。
一番効果的なのはセラミドとヒアルロン酸のそれぞれが配合されている化粧品やサプリメントを摂取してバランスよく成分を外から補うことです。
そうすることで内側の不足しがちな成分も均一な状態に保つことができるので、どちらかに偏ったスキンケアと比べて効果が見られるでしょう。


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