保湿剤に成分として使われる動物由来のセラミドで、馬セラミドが代表的です。
馬の脊髄から抽出されるセラミドで、
成分は、馬油(ウマスフィンゴ脂質)です。
馬油(ウマスフィンゴ脂質)を精製すると、
セレブロシドとなります。
馬セラミド=馬油=ウマスフィンゴ脂質→精製→セレブロシド
セレブロシドは、
セラミドに糖が結合したもので、
糖セラミドの総称です。
セレブロシド=セラミドと糖が結合したもの=糖セラミドの総称
馬セラミドは糖セラミドの総称ですが、
糖セラミドは肌の角質層にないもので、もっと奥深く真皮層にありますので、
糖セラミドを補うにしても、塗布ではなく、食べないと意味がありません。
馬セラミドは、そもそもは食べるセラミドの種類なのです。
糖セラミドの総称=食べるセラミド
セレブロシドには、
ガラクトシルセラミドとグルコシルセラミドの2種類に分かれます。
ガラクトシルセラミドは神経組織に分布する場合が多く、
グルコシルセラミドはその他の組織に分布します。
馬セラミドは馬の脊髄から抽出しています。
神経組織に分布していることになりますので、
ガラクトシルセラミドになります。
ガラクトシルセラミドは、
ガラクトース(単糖類の一種)がセラミドに結合したものです。
糖セラミドの総称=ガラクトシルセラミド
ガラクトシルセラミドはセラミドという名前がついていて、
馬という人工ではない自然の生物から抽出した成分ですので、
天然セラミドと呼ばれていますが、
厳密には、
ガラクトシルセラミドはセラミド自体ではなく、
セラミドの合成酵素です。
セラミドではないので、肌のセラミドにはなりません。
よって、セラミドを補うことはできません。
ただし、
ガラクトシルセラミドはセラミドの合成酵素なので、
肌のセラミドの合成を助けます。
肌の保湿作用は認められています。
ガラクトシルセラミド=セラミドではなくセラミドの合成酵素=肌のセラミドを補うことはできないがセラミドの合成を促進するので、保湿作用はある
動物セラミドは馬セラミドが代表的で、
成分はセレブロシドです。
セレブロシドは糖セラミドの総称で食べるセラミド分類されます。
また、
馬セラミドはセレブロシドの中のガラクトシルセラミドにあたり、
セラミド自体ではなくセラミドの合成酵素です。
セラミド合成酵素なので肌のセラミドを補うことはできませんが、
セラミドの合成を促進するので、保湿作用はあります。
動物セラミドの特性をよく分かったうえで、
化粧品選びをされることをオススメします。
馬セラミド=馬油=ウマスフィンゴ脂質→精製→セレブロシド=セラミドと糖が結合したもの=糖セラミドの総称=食べるセラミド=ガラクトシルセラミドガラクトシルセラミド=セラミドではなくセラミドの合成酵素=肌のセラミドを補うことはできないがセラミドの合成を促進するので、保湿作用はある
化粧品の成分表示として、
と表記されていれば、
それは動物セラミド(馬セラミド)配合の化粧品です。
※ビオセラミドとは?
成分表示にビオセラミドと書かれているのも見かけますが、
ビオセラミドも主成分はセレブロシドなので、
セレブロシドと同じです。
とにかく伸びがよく、顔から、首周りまで一緒に洗顔。さらさらとしていて、顔を洗うのが気持ち良い感じ。泡立ちは洗面所で使ったときより良かったです。清潔感のあるシンプルな香りは好感が持てます。
表現が難しいのですが、ベタついてるがそうでもないような不思議な感覚。うるおってるのは確かと感じました。ローズのかおりは個人的には好きです!
古来より言い伝えのある、お酒を造る「杜氏」の美肌伝説は有名です。 年齢に負けない美肌は、「天然ヒト型セラミド」が理由だった!